2023/11/13
マスク着用の自由化に伴い、今まで隠されていたフェイスライン、顏周りを気にする人が増えてきました。「宝田先生、なんかいい方法知っているでしょ」と私のもとへ駆け込んでくる患者さんもチラホラ。
ただ、何とかしなければという焦燥感から、誤まった知識のまま始めようとする人も多い印象です。代表例は、気になるフェイスラインばかりケアしてしまうことですね。顔周りを美しく魅せるためには、やみくもにケアするのではなく、顔につながる「筋肉」から鍛える必要があります。成果を出すために1回で、長時間、気になる箇所をケアしてしまうのもよくある例です。もちろん、最近では即効性があるは美容医療や美容機器もあるのですが、何より大事なのは継続すること。リフトケア*1は1日にしてならず、です。
*1…顔のもたつきが気になっているが、特に何もしていない」の回答割合59.0%、「顔のもたつきが気になっており、美容医療(糸リフトやハイフなど)を検討している」「顔のもたつきが気になっており、美容機器などホームケア用品の購入を検討している」の合計値 16.1%
*2…「顔のもたつきが気になっており、美容医療(糸リフトやハイフなど)に通っている」「顔のもたつきが気になっており、美容機器などホームケア用品を購入した」「お顔のもたつきが気になっており、上記以外の方法でケアしている」の合計値 24.9%
調査概要
調査対象者: 30〜50代女性(n=1,211)
調査手法 :インターネットリサーチ 調査時期 : 2023年5月
ポイントは3つあります。3つ目はそのままなのですが、1・2について解説していきます
胸鎖乳突筋は頭が上半身に真っすぐにのった正しい姿勢のとき、鎖骨から耳の後ろに向かって約60度の角度になります。でも猫背で首を突き出した姿勢を続けると胸鎖乳突筋が垂直になって正しく使われず、広頸筋とともにCの字に…。すると口や頬が下に引っ張られ、顔のもたつきにつながります。正しい姿勢を維持できるようにするには、筋力強化が不可欠なんです!
ケアをするときにも姿勢が大事。どんなにケアしても、悪い姿勢でやっていては効率が悪くなってしまいます。顎を上げて、上向き姿勢で広頚筋を意識してリフトケア*1しましょう。
上記のポイントを踏まえ、宝田先生にハイパーフェイスリフトブラシを使ったリフトケア*1方法を教えていただきました。