例年になく美顔器需要が盛り上がっている2020、冬。
ホームケアの可能性を飛躍的にレベルアップする、ヤーマンのRF美顔器 「フォトプラス プレステージ」シリーズの実力をプロがジャッジ。美顔器は、私たちの肌に何をしてくれる?
長田最近、美容家電の企画が増えてますよね〜。ステイホーム期間が始まってから、美顔器がすごく売れてるみたいだし。おうち時間で美容に手間をかける人が増えてるからかな。
多喜人と会う機会が減って表情筋を使う機会も減ったしね。特に、マスクをしている下半顔はあまり動かさないから、明らかにもたつきやゆるみが気になっちゃう。いわゆる“マスクゆるみ”が始まってる。美顔器でちゃんと頬をケアすると、キュッとするからね。
長田スキンケアの原料を扱っている人に美容成分の特徴や浸透*3について話を聞いたら、「美顔器をケアに組み込んでいるかどうかで全然ちがうから、今から始めたほうがいい」と熱弁されて。スキンケアの限界を補うのが美顔器なんですね、きっと。
多喜悩みが深い人ほど、一度使ったら手放せないみたい。百貨店の売り場では、「値段は高くてもいいので、いちばんいいものをください」というような強気のリクエストがすごく多いんだって。
長田どうせ使うなら、いちばんいいものが欲しいという気持ち、わかるなぁ〜。今回は、百貨店にあるヤーマンのカウンターで「高くてもいいものを」というお客さんに大人気の2トップを試してみたんですよね。累計出荷台数250万台突破*1の「フォトプラス」シリーズから、¥90,000の「フォトプラス プレステージ S」と、¥150,000の「フォトプラス プレステージSS 」です。このSSがいちばん人気のお店が多いというから驚き。下手したら、家賃以上のお値段。
多喜私も仕事柄いろいろ試してきたけれど、やっぱり平均的な価格のものとはパワーが違うなという感じ。一回でおそろしいくらいプルプルになって、メイク前に使うと下地の量が少なくて済んだ。エステやジムの会員になると思ったら意外に堅実な投資だと思うよ。
長田ヤーマンは、もともとエステなどで使われるプロユースの業務用美顔器を作っていた会社。プロユースの機能をコンパクトなハンディサイズに収めた、オールインワンタイプの美顔器が「フォトプラス」のシリーズなのです。特に、この「フォトプラス プレステージS 」と「フォトプラス プレステージSS 」は、業務用マシンと同じ3MHzのRF(ラジオ波)を採用!
多喜これまでは1MHzがスタンダードだったから、3倍だもんね。ちなみにRFというのは、水分に反応することで深部 (角質層) から温める、エステサロンでもおなじみの技術。効率的に肌を温めてくれるんだよね。顔がすぐポカポカになるのも納得。
長田あとは、海外セレブがレッドカーペットの準備期間に集中的に取り入れることで知られる「LED」!橙色・赤色・青色の3色も網羅していて、かなり贅沢。
多喜美容に関心のある人ならイオン導入は聞いたことあると思うんだけど、そのハイパー版とも言える「DYHP(ダイナミックハイパーパルス)」が使われているのもポイントだよね。電気の力で美容成分をより深く角質層まで届けるんだって。どおりで、使ってすぐプリプリになったわけだ。
長田私は疲れると右半顔だけ下がりやすくて、エステやら電気をビリビリする鍼やら、注入系以外はいろいろ試したんだけど、やっぱり表情筋を刺激するEMSがいちばんいい気がする。スタンダードな美顔器は低周波EMSが多いんだけど、この2つのマシンは高周波EMSを採用しているのもポイント。低周波よりパチパチする刺激がなくて、マイルドな使い心地だから出力をしっかり上げられるし、手応えを感じられる!
多喜他にも、ディープクレンジングのイオン導出、表情筋を刺激する高周波EMS、マイクロカレント、振動、冷却を組み合わせる多機能ぶり。肌悩みやエイジングサインってひとつじゃないから、1台で対応できるのはうれしいよね。ヤーマンの美顔器は、あれこれ設定しなくてもモードを選ぶだけでなんでもオールインワンでやってくれるところも魅力。
長田私みたいなズボラなタイプは、多機能→めんどくさい→宝の持ち腐れっていうパターンが多いんだけど、これなら続けられるかなって思った。
長田多喜さんは「フォトプラス プレステージS」と「フォトプラス プレステージSS」ならどっちがおすすめ?「SS」はパワフルなぶん電源を繋いで使わなきゃいけないから、私はコードレスで使える「S」の方が自分には向いてるかなと思った。
多喜私は目元専用のヘッドがついている「SS」かな。デジタルメディアの仕事が多いから、パソコンとスマホのモニターを寝る直前までずーっと見てるの。特に、リモートになってからは、ずっとパソコン立ち上げてるし、合間に映画を観たりしてとにかく目を酷使していて。最近、目の下がちりめんジワ*4がすごいことになっているのに気づいたの。特に、白いマスクをしているとコントラストでシワ*4が目立つ……。
長田目元専用の電極がついているマシンって珍しいよね。
多喜そうなの。「S」もアイケア自体はできるけど、「SS」は小さな丸が二つついた専用ヘッドのおかげで、細かい部分もより綿密にケアできるところがいいんだよね。この部分で3MHzのRF、EMS、マイクロカレントを出力できて、かなり本格的。酷使するからこそ、ちゃんとメンテナンスしてあげると目元のぱっちりとしたいきいき感とかふっくら感が全然ちがうんだよ。目元をしっかりケアしたい人には、断然こっちがオススメ。
長田最近、多喜さんの目元いい感じだもん。メイク変えたのかなって思ってたんだけど、ケアを変えてたんだ! 自分の肌調子の上がりっぷりでもすごさを実感できたけど、多喜さんの顔を見てもわかるとは。やっぱり美顔器の老舗の2トップの実力は感動ものだったね。
*1…… 2013年10月〜2020年8月末までのRF美容機器シリーズ累計出荷台数 (当社調べ)
*2…… 2019年8月時点
*3…… 角質層まで
*4…… 乾燥による小ジワ
*5…… 年齢に応じたケア
撮影/松本拓也 イラスト/よしいちひろ 取材・文/長田杏奈 編集/多喜景子